団体概要

明治大学OB交響楽団(尾原記念オーケストラ) とは

明治大学交響楽団の活動拠点であった記念館講堂(御茶ノ水駿河台)は、昭和3年(1928年)に建てられ、今の明治大学リバティタワーに建て替えられるまで、明治大学のシンボルとされてまいりました。その記念館講堂が取り壊されることが決まった際、当時の在校生、及びOB・OGが一丸となり、記念館を懐かしみ、また惜しみつつ「明治大学記念館お別れコンサート」を開催いたしました。
それ以後、「明治大学OB交響楽団」設立の運びとなり、明治大学交響楽団の創設者であり、我々の指導を続けてこられた、NHK交響楽団でも活躍された「尾原勝吉」の名を称え、「尾原記念オーケストラ」の名を冠しております。
現在は明治大学OBだけでなく一般の方々も多数参加して、東京千代田区を拠点とした、市民オーケストラとして活動しています。

▼設立

1997年

▼尾原勝吉とは?

明治32年島根県生まれ。大正11年明治大学卒業。在学中ヴァイオリンを習得。卒業後は近衛秀麿・山田耕作氏らとNHK交響楽団の前身・新交響楽団を結成。ヴァイオリン奏者また指揮者としても活躍。昭和32年勇退まで、N響草創期の原動力となる。
 以後は母校明大をはじめ学生オーケストラの育成に専心。明治大学交響楽団、東京工業大学管弦楽団、お茶の水管弦楽団、一橋大学管弦楽団、聖心女子大学オーケストラクラブを精力的に指導。昭和53年に引退するまで、各大学ジョイントによる演奏会も数回重ねた。
 長年の学生オケ指導に対し、勲五等双光旭日章を受ける。昭和56年3月6日逝去。享年81歳。
(詳しくは、http://www.d5.dion.ne.jp/~sshigeru/obara.htm をご覧ください)

▼活動拠点・練習場所/時間・他

主な活動拠点:東京都千代田区

練習場所:『九段生涯学習館』(九段下)

 ※地下鉄東西線/半蔵門線/都営新宿線「九段下駅」6番出口前

練習時間/曜日:   毎週日曜日9:00-12:00または13:00-17:00